100均の多肉植物でも上手くいく?育て方のポイントは土と水

100均の多肉植物だって上手に育てれば増やすことだって出来るんです!上手な育て方のポイントやコツはどんなものなのでしょうか?水をあげるタイミングとは?

100均で買ったものだから、すぐに枯れてしまうのでは?と思っている人も多いかもしれませんがきちんとお世話をしてあげれば多肉植物は元気に育ちますよ。

上手な多肉植物の育て方を紹介します。

100均で買ったものは鉢を植え替えよう!多肉植物の育て方

100均で買った多肉植物は値段も安いし、買ってもすぐにダメになってしまうのでは…と思われがちです。
しかし、育て方次第では丈夫に育ち長く楽しむことができます。

多肉植物はインテリアとしても人気で、鉢もカワイイデザインのものも多いですよね。お花屋さんやホームセンターで見かける事が多いですが、最近は100均でも見かけるようになりました。
育てるのも、他の植物よりもあまり手がかからないため、花を育てるのは苦手という方でも育てやすいのが魅力です。

買った多肉植物は、まずは小さな鉢から大きな鉢へ植え替えしましょう。
小さな鉢のままだと、根腐れや根詰まりが起こりやすくなってしまいます。
本来多肉植物があるのは乾燥した地域です。ですので多肉植物を元気に育てるためには、水はけが良く、風通しの良い乾燥した状態で育てることが大切です。
寄せ植えをする時にも、鉢の中にぎゅうぎゅうに詰めるよりも少し余裕を持たせた大きさの鉢に植えると良いでしょう。

苗からの植え替えは、植替えの前後一週間は水やりを控えるようにしましょう。新しい環境に慣れさせるために、水やりを控え土を乾燥させます。
植え替えは育生期の少し前に行っておくと、植え替え後にどんどん根を伸ばしていきます。

【植替えの手順】
1.苗をそっと優しく持ち、ポットから取り出し土を少しほぐします。
2.茶色く乾燥した根は切り落とし、伸びすぎた根もカットしておきます。根腐れ予防のために、直射日光の当たらない場所で2~3日根を乾燥させてから、新しい鉢に植え替えます。

植え替えた後にも根詰まりを予防するために、2年に1回くらいは古い土を入れ替えましょう。

100均の多肉植物はどんな土に植え替える? 育て方のコツ

多肉植物を始めて育てるという方はつい水を多くあげすぎてしまいがちですが、水を多くあげすぎてしまうと、根腐れを起こしやすくなるので、水はけのよい石のような土を使うという方法もあります。
このような土は園芸店やホームセンターでも取り扱いがありますので、相談してみましょう。

また、土の中には、多肉植物やサボテン用にブレンドされている土もありますので、初心者の方はこの土から始めるのもおすすめです。
普通の園芸用の土でも育ちますが、中には多肉植物にとっては栄養分が多過ぎたり、保水性が良すぎるものもあります。
多肉植物を始めて育てる場合には、どのような土がよいのかわからないことが多いので、始めから専用に作られている土を使うのは失敗の少ない選び方です。

100均の多肉植物の育て方 虫がついてしまったときは?

多肉植物に付きやすい虫は次のようなものがあります。

●アブラムシ
新芽や若い葉、茎や葉の裏に付き、吸汁して植物を弱らせます。3月~5月に多く発生しますが、春から秋に掛けて発生する危険があります。
見つけたらすぐに駆除しましょう。

●ハダニ
暖かい季節に発生しやすく、気温が高いところや乾燥しているところを好みます。植物の葉から栄養を吸い弱らせます。
また、株が弱っていると、ハダニが付きやすくなり大きなダメージを受けます。
ハダニの被害が大きくなると、光合成ができなくなり枯れてしまうこともあります。

●カイガラムシ
カイガラムシと言っても、カイガラのない種類もあり国内では約400種類ものカイガラムシがいます。
カイガラムシは多肉植物やサボテンにとって天敵です。カイガラムシはすす病を引き起こしたり、他の病気の原因になることもあります。
カイガラムシを見つけた時には、ピンセットなどで除去していきます。たくさんいる場合には、古い歯ブラシを使っても良いでしょう。
また、捕ったカイガラムシは周りに飛び散らないように気をつけて下さい。

100均で多肉植物を買うなら育て方が簡単なものがおすすめ

多肉植物にもさまざまな種類がありますが、初心者でも比較的育てやすいものをご紹介します。

多肉植物の中で育てやすい種類というと、春秋型種のタイプがおすすめです。
エケベリア属の「グリムワン」や、セダム属の「虹の玉」、グラプトペタルム属の「ブロンズ姫」などは育てやすく人気のある品種です。

また、夏型種の「ゴルビュー」も育てやすい品種です。
ゴルビューは厚さに強い夏型ですが、寒さにも強くマイナス1〜2度の環境でも耐えられます。丈夫な品種なので始めて育てる方でも育てやすいでしょう。

「グリムワン」や「花いかだ」も丈夫な品種ですが、梅雨の時期には要注意です。湿度には弱いので、湿気の少ない風通しの良い場所を選びましょう。

「ブロンズ姫」は、春と秋に赤くなるという特徴があります。しかし、日光に当たらないと緑のままで赤くならないので、日光に良く当てると良いですね。

また、株が伸びやすい品種ですが、そうなった場合には3センチくらい残して茎を切ると良いでしょう。カットしてカワイイこんもりとした姿を楽しんで下さい。

多肉植物の育て方のポイントや気をつける事とは?

多肉植物を育てる上で初心者が失敗しやすいことをまとめました。

失敗のパターンは2種類あるようです。

まずは、葉がブヨブヨになって葉が黄色くなって腐ってしまう場合には、水のやりすぎや根腐れが考えられます。

対策としては土をしっかりと乾かすことや、風通しの良い場所で育てることです。

もう一つのパターンは葉がカラカラに干からびて枯れてしまう場合には、水やり不足や、直射日光に当たりすぎたことが原因です。

対策としては、葉が乾燥しすぎる前に水やりをすることと、程よく陽が当たる風通しの良い場所で育てることです。

多肉植物の水やりのタイミングですが、土が乾いていても葉がぷっくりと水分を含んでいるならお水はまだいりません。葉に張りがなくなると水分が少なくなってきている証拠なので、このタイミングで水をあげるようにします。
また、水をあげる時には、なるべく葉に水がかからないようにあげましょう。

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