畑の肥料に米ぬかは使える!米ぬかの成分と米ぬか肥料の作り方

家庭菜園や園芸をしている人の中には、畑の肥料として米ぬかを利用できるという話を聞いたことがある人もいますよね。米ぬかは玄米を白米に精米する時にでる除去されたものです。

この米ぬか、捨てられることも多いですが、栄養成分が高いため肥料として有効利用をすることもできるんです。

そこで今回は、米ぬかで作る米ぬか肥料の作り方と米ぬかの成分、利用方法についてお伝えします。

畑の肥料に米ぬかは使える?米ぬかの成分

お米に含まれる「米ぬか」には、栄養成分が多く含まれているということをご存知の方は多いのではないでしょうか。

米ぬかには、窒素やリン酸、カリウムがバランスよく配合されています。

植物の成長に欠かせない栄養成分である、「窒素、リン酸、カリウム」は、肥料の3要素とも言われるほど、重要な栄養素です。

もっとも、市販されている化学肥料と比較すると効果は薄いですが、米ぬかは精米した後の廃棄物を再利用して肥料にするには最適で効率的な肥料であると言えます。

その他にも、米ぬかにはビタミンEやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどのあらゆる栄養素を含みます。

これらは、土の中にいる微生物を活性化し、植物の成長を促します。

「米ぬかが肥料に良い」と聞いて、生の米ぬかを土壌にまいてしまうことはNGです。

肥料用として一般的に売られている米ぬか以外の米ぬかは、”生の米ぬか”なので、そのまま撒いてしまうと、土壌を硬くしたり、雑菌や虫の繁殖の原因になってしまいます。

あくまでも、市販されている米ぬかを肥料に使うことでメリットがあります。

畑の肥料に米ぬかを使う時のメリット・デメリット

米ぬかを肥料として使うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

まず、1番のメリットとしては、米ぬかに含まれる栄養成分の豊富さがあります。

そして、市販の化学成分よりも、天然なので肥料成分が少なく、もし土壌に多く撒きすぎてしまっても肥料をやり過ぎたということになりにくいということもあります。

また、米ぬかは有機物なので、土が豊かに肥える手助けをしてくれます。

米ぬかは地域によっては、無料もしくは格安で手に入るところもありますので、その地域に住んでいる人にとっては経済的な肥料であり、有機農法の頼もしい味方にもなります。
しかし、米ぬかを肥料に使うことには、もちろんデメリットもあります。

肥料の使い方を間違えると、虫が湧いたり、ネズミに食べられたりすることもあります。
また、天然の成分なので、化学肥料に比べて肥料成分が少なく、効果が感じられないということもあります。

これらのデメリットは、米ぬかに限らず、他のすべての有機肥料にも同様のことが言えます。

こうした米ぬかのメリット・デメリットをよく知った上で、正しく使う分にはとても有効な肥料と言えるでしょう。

畑に使える米ぬか肥料の作り方

自宅の畑に使う米ぬか肥料の中でも、有機物を材料とする「米ぬかぼかし」の作り方をご紹介します。

米ぬかぼかしをはじめとする「ぼかし肥」とは、複数の有機質材料を発酵させることにより、肥料の3要素である「窒素・リン酸・カリウム」をバランスよく配合しながら、土壌に含まれる微生物や根っこに悪影響を与えるとされるガスが出なくなるまで分解させた肥料のことです。

家庭で出る生ゴミを利用するため、経済的で質のよいぼかし肥が作れます。

肥料をいれる容器(ダンボールやプランター)を準備します。

この容器に、黒土、ピートモス(苔類が原料の土)、もみがら(米の外皮)が混ざった土を入れます。

この中に生ゴミを混ぜ、この量に応じて米ぬかを追加します。

よくかき混ぜたらふたをして置いておき、生ゴミが出るたびに、この作業を繰り返し行います。

容器がいっぱいになったら、生ゴミの追加は止め、1週間~10日ほど毎日かき混ぜる作業を行います。

そのまま1ヶ月放置することで、中身が発酵し、堆肥が完成します。

肥料の発酵が不十分だと、害虫がわいたり、栄養価が偏ったりするので、時間をかけて発酵をするようにしましょう。

米ぬかで作った肥料について

米ぬかとは、玄米を精米した時に出る薄茶色の粉のことで、この中にはおもに玄米の表皮と胚芽が含まれています

米ぬかには、玄米の持つ栄養分の9割以上もの量が含まれており、貴重な天然成分として知られています。

米ぬかで作られた肥料は、土壌にゆっくりと効き目をあらわすリン酸肥料になります。

米ぬかは、市販されている「脱脂米ぬか」の他、お米やさんや精米機が置いてあるとことで手に入る「生の米ぬか」があります。

脱脂米ぬかは、粉末タイプが一般的ですが、顆粒で使いやすいタイプのものもあります

また、生の米ぬかは、そのままの米ぬかの他、発酵させて肥料にしたものも売られています。

米ぬか肥料は、有機肥料なので、土壌を活性化し、微生物の働きを活発することに効果を発揮します。

米ぬか肥料の注意点は、このような栄養素が多く含まれる反面、長期保存にはむかないということです。

虫が湧いてきやすいこと、外敵に食べられてしまうことなどの問題があります。

米ぬかを肥料として使う時の利用方法

家庭菜園を行っている人は、有機肥料である米ぬか肥料を自分で使ってみたいと考える人も多いのではないでしょうか。

生ゴミも肥料として再利用でき、ゴミを減らせるということは、主婦にとっては大きなメリットです。

家庭菜園で米ぬか肥料を畑にまくときは、タイミングを見計らうことが大切です。

肥料をまくのは、種まきをする1ヶ月前が良いと言われています。

必ず、土を混ぜ合わせ、充分に発酵してからまくことがベストです。

米ぬか肥料は、畑1坪(3.3平米)あたり、600~800gが適量です。

有効な有機資材を使い、効果の高い米ぬか肥料を作りましょう。

米ぬか肥料を作り始めるのは、涼しくなった秋からが最適です。

秋から冬にかけて、充分に時間をかけて発酵させ、春になったら使い始めましょう。

気温が高くなると、虫が発生し、卵を産み付けるため、気温の高い時期は避けた方が無難です。

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